アフガニスタン カンダハール
墓地が続いていた
小さな石の墓標がいくつも建てられ、延々と広がっていた。
あまりにも強い風が吹き荒れて、弔いの旗はぼろぼろになり、
砂塵がとびかい、そこが誰の墓標なのか識別することにも困難をきわめた。
戦場に生きる方々の中で、とくに子供たちが犠牲になることが
戦場で共通している悲しい現実であった。
家族が子供を失い、貧困がテロリストを増産していく中、
アフガニスタンの現状を知るきっかけは、大きな事件が発生したときだけとなっていた。
最前線の兵士たちもアフガニスタンの家族たちも日本のことを知りたいと問いかけてきた。
何度もハッとさせられた。
一日中風は激しく吹いていた。





by idot0120
戦場カメラマンと世界の子供た…